ナガバジャノヒゲ Ophiopogon japonicus var. umbrosus


ナガバジャノヒゲ

分類
クサスギカズラ科 ジャノヒゲ属
植生環境
里 山地
開花時期
7月 林内
地域
関東以西
特記
 -
特徴
ジャノヒゲの変種で、やや薄暗い林内などに多い。
葉が細長く、30-55cmにもなる。葉の幅もジャノヒゲより細く1.5-2.5mm。多くは匍枝を出さず、あっても3cmほど。
花序は~10cmほど、花は1-4個ずつ付き、花柄は5-10mm。関節が柄の中~下部にある。花色はわずかに紫がかった白。
備考
エングラー :  ユリ科
類似種
カブダチジャノヒゲ : 葉は長さ23-45cm、花柄は3-5mm。
ジャノヒゲ : 葉は10-40cm、幅2-3mm。花柄は2-6mmで関節が柄の中~上部に付く。
撮影地
2020.7 千葉市  他

ナガバジャノヒゲ

薄暗い照葉樹の林内などでも見られました。カブダチジャノヒゲとどちらか迷いましたが、花柄の長さなどからナガバジャノヒゲとした。葉が細くて長く、~55cmほどになる。 (2015.7 千葉市)

ナガバジャノヒゲ

関節は柄の中~下部花被は関節の位置まで覆っている。 (2013.7 / 2015.7 千葉市)

ナガバジャノヒゲ

果実はジャノヒゲと同じで径6-8mm。 (2014.7 千葉市)