サルトリイバラ Smilax china

2023.4.7 更新

サルトリイバラ

分類
サルトリイバラ科 シオデ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-6月 林縁
地域
全国
特記
 -
特徴
つる性の低木。藪こぎなどでよく引っかかる植物の1つです。
茎に太い刺があり、木などに絡まってよじ登ります。葉は3-12cmの卵円形~卵形~楕円形で革質、3-5脈があり、柄があって、基部に托葉が変化した長い巻ひげが出ます。
花は散形花序に付き、黄緑色で花被片は4mmで6枚、反り返ります。果実は赤く熟します。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
ヤマカシュウ : 葉は5-7脈、花被片はあまり反り返らない。果実は濃藍色。
撮影地
2022.4 千葉市  他

サルトリイバラ

茎には太い刺があり、葉腋からは托葉が変化した巻きひげも出ます。 (2023.4 千葉市)


サルトリイバラ

雌花序。花被片は反り返る。外花被片が少し大きいようだった。花柱は3裂。 (2023.4 千葉市)


サルトリイバラ

雄花序。雌花序と同様に花被片は反り返り、外花被片の幅が少し広かった。 (2020.3 千葉県南房総市)


サルトリイバラ

葉は卵円形~卵形~楕円形、3-5脈がある。 (2023.4 千葉市)


サルトリイバラ

果実は赤く熟します。 (2017.11 静岡県下田市)