キヌガサソウ Kinugasa japonica


キヌガサソウ

分類
シュロソウ科 キヌガサソウ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
7-8月 湿ったところ
地域
東北 関東北部 中部の日本海側
特記
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特徴
直径50cmの円状に葉を広げる亜高山の花。わき水が流れるようなところのそばで見られます。
丈は30-80cm、葉はふつう両面無毛、倒卵状楕円形から広倒披針形で20-30cmと大きく、先がツンと尖り、柄はありません。8-10枚が茎頂に輪生します。
花は茎頂から伸びた柄に1つ付き、径約6cm、ふつう花弁状の外花被が8個、希に10個、線形の内花被が同数あります。花柱もふつう8裂、時に10裂。
備考
ツクバネソウ属(Paris) から分けられた。
葉裏に毛のあるウラゲキヌガサソウ (var. tomentosa) を区別する考えもある。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
 
撮影地
2009.6 長野県白馬村

キヌガサソウ

花弁状の外花被片と線状の内花被片からなります。普通いずれも8枚ずつですが、いずれも多少前後するようです。花柱も8裂。 (2009.6 長野県白馬村)


キヌガサソウ

葉は8-10輪生、長さ20-30cmの倒卵状楕円形~広倒披針形、先がツンと尖る。 (2009.6 長野県白馬村)


キヌガサソウ

低木林内に群生していました。 (2009.6 長野県白馬村)