イワショウブ

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チシマゼキショウ科 Tofieldiaceae
ユリ科 Liliaceae
湿原で群生する姿をよく見ます。
根生する葉は10-40cm。花茎は20-40cmで、1-2個の茎葉があり、茎頂に総状の花序を付けます。花は花茎の1カ所から3つずつ柄を伸ばして1つずつ付きます。花被片は長楕円形で4-10mm、白色~淡紅色、雄しべは花被片と同長。花が終わると子房は次第に赤味を帯びていきます。

 

2017.8.31 更新
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イワショウブ-全体

花が終わると赤くなります。
(2008.9 群馬県尾瀬)

イワショウブ-全体2

(2015.7 山形県月山)


イワショウブ-全体3

(2017.8 群馬県尾瀬)


イワショウブ-花

(2016.9 岐阜県中津川市)


イワショウブ-花2

苞から花柄が3つずつ伸びます。
(2017.8 群馬県尾瀬)

イワショウブ-花3

雄しべ6、裂開前の葯は赤い。花柱3。
(2017.8 群馬県尾瀬)

イワショウブ-花4

6枚の花被片の裏面に3つの小さな小苞のようなものが見られました。
柄にあるものは腺状突起。(2017.8 群馬県尾瀬)

イワショウブ-花4

花茎にも腺状突起があってよく粘ります。
(2017.8 群馬県尾瀬)

イワショウブ-花6

葯が落ちると花披片の先端などから赤くなり始めます。
(2007.9 長野県栂池高原)

イワショウブ-実

(2017.8 群馬県尾瀬)