オゼソウ

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サクライソウ科 Petrosaviaceae
ユリ科 Liliaceae
丈は10-15cm、根生葉は束生し、線形で10-20cm、外側は短く鞘状。
花茎は当年の根生葉の横にある前年の根生葉の跡から立ちあがり、花茎に20-40個の花を総状に斜め上向きに付きます。花には短柄がありクリーム色、内花被片は長楕円形で外花被片より遙かに大きい。
名前から尾瀬が原にあるように聞こえますが、原にはありません。

 

2015.7.19 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 群生
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3

オゼソウ-全体

尾瀬の代表花ですが、尾瀬ヶ原にはありません。
(2009.7 群馬県至仏山)

オゼソウ-全体2

(2015.7 群馬県至仏山)


オゼソウ-群生

(2009.7 群馬県至仏山)


オゼソウ-花

外花被3個は大きく、内花被3個は小さい。
(2009.7 群馬県至仏山)

オゼソウ-花2

子房は基部から3つに割れています。
(2015.7 群馬県至仏山)

オゼソウ-葉
花茎の基部(赤矢印)に見られる枯れた葉は前年の葉。
花茎は前年の葉が出ていた場所から伸びる。葉は広線形で一番外側に鞘状の短い葉(白矢印)があります。(2015.7 群馬県至仏山)

オゼソウ-葉2

一番外側の鞘状の葉(矢印)。この鞘状の葉は「褐色」であると図鑑などに記載があり、探しましたがみんな緑色でした。その1つ内側の葉も短い。(2015.7 群馬県至仏山)

オゼソウ-葉3

花茎には茎葉と思われる鱗片状の葉が複数見られました。
(2015.7 群馬県至仏山)