キダチアロエ

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ツルボラン科 Asphodelaceae
  (ススキノキ科 Xanthorrhoeaceae)
ユリ科 Liliaceae
丈は1mほどになります。茎は下部で枝分かれし、葉は多数が密に付き、30cmほどの線状鋭三角形、非常に多肉で断面は半月状、縁には先端に刺が付く三角形の突起が多数あります。
花は葉腋から伸びた長い柄の先に20cmほどの総状花序に密に付き、狭筒状ですが花被は合着せず、長さ4cmほど、花被片は平開せず、濃いオレンジ色で、内花被片はやや淡色。雄しべ・雌しべは少し飛び出ます。


 APG4より、ススキノキ科はツルボラン科に名称を変更しましたが、 図鑑等がまだ対応できていないため、当面の間、併記します

2017.12.19 作成
  • 全体
  • 花2

キダチアロエ-全体

伊豆や房総などでは、各地で逸出しています。
(2017.11 静岡県西伊豆町)

キダチアロエ-花

花の基部に膜質の苞が見られました。
(2017.11 静岡県西伊豆町)

キダチアロエ-花2

花柱の周りを雄しべが囲むようにして、両方とも花冠から飛び出しています。
外花被片はオレンジ色、内花被片はそれより淡色のようです。(2017.11 静岡県西伊豆町)

キダチアロエ-葉

花茎には鱗片状の葉が多数見られました。
(2017.11 静岡県西伊豆町)