アケビ Akebia quinata
(品種) シロバナアケビ

2023.3.31 更新

アケビ

分類
アケビ科 アケビ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 林縁 疎林
地域
本州以南
特記
 -
特徴
食べるところは少ないけれど、甘い実が魅力の山の幸です。
落葉ツル性木本。葉は互生し掌状複葉で小葉は5個で3-6cmの長楕円状倒卵形で全縁、先は少し凹む。
花序は先端に雄花が多数、基部に雌花が1-3個付き、雄花は径1-1.6cmで雄しべは6、雌花は径2.5-3cmで雌しべは3-9、いずれも花弁はなく、萼3つ。
白花はシロバナアケビと呼ばれます。
備考
エングラー : アケビ科
類似種
ミツバアケビ : 葉が3小葉のもの。花は小さいが花序は長い。
ゴヨウアケビ : 両種の交雑種。ふつう葉は5小葉ですが、小葉の幅が広く、波状の鋸歯がある。
撮影地
2017.4 千葉県四街道市  他

アケビ

淡色のもの。 (2023.3 千葉市)


アケビ

雄花と雌花は同じ花序に付きます。雄花は多数あって小さく、雄しべは6、雌花は少数で、ないこともあり、花柱は3-9個。 (2017.4 千葉県四街道市)


アケビ

こういう果実を見つけると思わず食べてしまって、後から撮っておけば良かったと後悔することもしばしば。 (2018.10 千葉市)


アケビ

葉は掌状5小葉で小葉は長楕円形~長楕円状倒卵形でふつう全縁、先が少し凹み、小葉柄があります。 (2017.4 千葉県四街道市)


(品種) シロバナアケビ f. leucantha

シロバナアケビ

花としては白花のほうが綺麗に見える。 (2020.4 千葉市)