ナベワリ

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ビャクブ科 Stemonaceae
「舐めると舌が割れる」と言われる有毒植物。
丈は30-60cm。葉は6-15cmの卵状楕円形で一見ユリ科のタケシマラン属やアマドコロ属などに似ています。
花は葉腋から伸びた柄に1つずつ付き、外花被2、内花被2で、外花被のうち1枚が大きく蕾の時に全体をくるむ苞のような役割もしているようです。

 

2012.6.3 作成
  • 全体
  • 全体2

ナベワリ-全体

薄暗い針葉樹の森で見つけました。
(2012.5 神奈川県南足柄市)

ナベワリ-全体2

葉腋から花柄を伸ばし、下向きに花を付けます。
(2012.5 神奈川県南足柄市)

ナベワリ-花

4枚の花被のうち1枚が大きい。雄しべは3つに見えるものが多いが4個。
(2012.5 神奈川県南足柄市)

ナベワリ-蕾

大きい1枚の花被が全体を包むような感じに見えました。
(2012.5 神奈川県南足柄市)

ナベワリ-葉

葉は上部に集まって互生、茎は稲妻型に曲がります。
(2012.5 神奈川県南足柄市)