イグサ Juncus decipiens

2025.5.24 更新

イグサ

分類
イグサ科 イグサ属
植生環境
里 山地
開花時期
6-9月 河畔 池畔 休耕田
地域
全国
特記
 -
特徴
畳表に使われることで知られますが、川や池畔、休耕田など普通に見られます。
根茎が横に匍い、茎は0.7-1mで円柱形。葉は退化して鱗片状。
茎の先に茎と同形の苞が続き、横向きに集散花序が付く。花は雌性先熟、花被片は2mm、披針形で尖鋭頭、緑褐色。雄しべ3、稀に6。朔果は卵形で花被片とほぼ同長。
備考
エングラー : イグサ科
類似種
 
撮影地
2020.8 千葉市  他

イグサ

水路沿いは勿論、休耕田でもよく見られます。 (2020.7 千葉県栄町)

イグサ

花序は苞の基部から数本出て、それぞれ集散状に付く。雌性先熟で、写真では花被片が開く前に花柱が飛び出した状態のようだ。 (2025.5 千葉市)

イグサ

花被片が開いた状態で、雄しべ3(稀に6)も確認できる。雄しべは花柱より短い。花柱は3裂。花被片は6で長さ2mm。 (2021.5 千葉市)


イグサ

朔果は褐色、卵形で先は鈍頭、花被片とほぼ同長。(2020.8 千葉市)