コショウノキ Daphne kiusiana


コショウノキ

分類
ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属
植生環境
山地
開花時期
1-4月 林内
地域
関東以西の太平洋側
特記
 -
特徴
丈が1m以下の常緑小低木。雌雄異株
樹皮ははじめ緑色で後に紫色を帯びた褐色になる。葉は互生し4-16cmの長楕円形~倒披針形、全縁、革質で光沢があり、両面無毛。
花は枝先に数個、頭状に付き、花冠に見える萼は長さ8-10mm、先は4裂します。果実は10mmの楕円状球形で6月に赤く熟します。
備考
エングラー : ジンチョウゲ科
類似種
 
撮影地
2018.2 千葉県鴨川市  他

コショウノキ

花は枝先に数個まとまって付きます。花数はジンチョウゲほど多くはない。他のジンチョウゲ属の植物に比して葉が4-16cmと大きいので、花が小さく見えますが、花径は同所的にあるオニシバリより僅かに大きい。 (2018.3 千葉県大多喜町)


コショウノキ

花弁に見えるものは萼で花弁はない。雄株と思って撮影したが、この株で後に結実を確認した。 (2018.2 千葉県鴨川市)


コショウノキ

萼筒は8-10mmで裂片より長いようです。花の基部にある緑色のものは総苞片。 (2018.2 千葉県鴨川市)


コショウノキ

葉はこの仲間では大きく、4-16cm、光沢があり革質で無毛、長楕円形~倒披針形で両端ともに尖り、全縁。 (2018.2 千葉県鴨川市)


コショウノキ

果実は1cmの楕円状球形。6月に熟す。 (2018.6 千葉県鴨川市)