フウトウカズラ Piper kadsura


フウトウカズラ

分類
コショウ科 コショウ属
植生環境
海岸近く
開花時期
4-5月 林内
地域
関東南部以西
特記
 -
特徴
常緑のツル性植物。雌雄異株。
気根を出して木などに付いて高さ10m以上になります。葉は6-12cmの卵形~長卵形で先は尖り基部はハート形、全縁。
花は3-8cmの穂状に垂れ下がり、花弁も萼もなく、ごく小さい。果実は3-4mmの球形で、冬に赤く実ります。
備考
エングラー : コショウ科
類似種
 
撮影地
2018.5 千葉県館山市  他

フウトウカズラ

雄花序。花は3-8cmの穂状で垂れ下がります。花序は蕾の時は青いが、咲くにつれて淡いオレンジ色になります。花はらせん状に付く。 (2018.5 千葉県館山市)


フウトウカズラ

雌花序。雄花序より短いようで、必ずしも垂れ下がらないようでした。雌花の柱頭は3-4裂。 (2018.5 千葉県館山市)


フウトウカズラ

果実は全体で長さ2.5-5cmほど、果実は径3-4mm。 (2017.11 千葉県南房総市)


フウトウカズラ

葉は卵形~長卵形、基部は浅いハート形。表面に光沢が見られます。 (2017.11 千葉県南房総市)