サネカズラ Kadsura japonica

2023.11.8 更新

サネカズラ

分類
マツブサ科 サネカズラ属
植生環境
里 山地
開花時期
8月 林縁
地域
関東以西
特記
 -
特徴
常緑のツル性木本。ビナンカズラとも呼ばれます。雌雄別株、時に同株。
葉は互生し、5-13cmの楕円形~卵形、まばらに浅い鋸歯が見られ、1cmほどの柄があります。
花は1.5cmほどで、花被片は8-17個、淡黄色、雄花の雄しべは球状に付き、全体が赤く、雌花の雌しべも球状で全体が緑色。集合果は2-3cmで赤い実が集まってくっついたような姿。
備考
エングラー : マツブサ科
類似種
 
撮影地
2018.8 千葉市  他

サネカズラ

花期より果期のほうが良く知られ、鮮やかな果実がとても綺麗。 (2020.11 千葉市)


サネカズラ

左:雌花 右:雄花 どちらも1.5cmほどで花被片は8-17個。 (2018.8 千葉市)


サネカズラ

集合果。熟すと明るい赤色でとても綺麗。 (2023.11 千葉市)


サネカズラ

葉の鋸歯はごく浅くまばらで、右の葉のようにほとんど全縁のように見えるものもありました。 (2017.11 千葉県館山市)