シュウカイドウ

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シュウカイドウ科 Begoniaceae
園芸種のベコニアの仲間で、森の中や陽当たりの悪い所などで見かけます。雌雄同株。
ベコニアなどよりかなり丈は大きく、60-70cmくらいになります。葉は互生で8-15cmの偏卵状心形、基部は傾いた心形。
花は長い柄があり、雄花に少数の雌花が混じり、花序は垂れます。 雄花は花被は4枚で大きな2枚は萼、小さな2枚が花弁。雌花の花被はふつう2枚で、3稜がある子房が目立ちます。

 

2017.9.10 更新
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シュウカイドウ-全体

丈は60-70cmになります。
(2008.8 千葉市)

シュウカイドウ-全体2

垂れ下がっているのが雌花で上部は雄花。
(2015.9 千葉市)

シュウカイドウ-花

雄花。大きい2枚は萼、小さい2枚が花弁。雄しべた多数ありますが、
花糸は合着して1本に見えます。(2015.9 千葉市)

シュウカイドウ-花2

雌花は萼2枚で花弁はなく、下を向きます。
(2015.9 千葉市)

シュウカイドウ-花3

小さな花弁が見られることも少なからずあるようです。
(2016.9 栃木県栃木市)

シュウカイドウ-花4

ここのものも花弁があった。
(2017.9 千葉市)

シュウカイドウ-花5

雌花の花柱。
(2016.9 栃木県栃木市)

シュウカイドウ-実

若い果実。3つの翼が大きく張り出しています。
(2016.9 栃木県栃木市)

シュウカイドウ-葉

葉は偏卵状心形。
(2017.9 千葉市)

シュウカイドウ-茎

節は赤く、膨らむ。
(2015.9 千葉市)