ヤマウルシ

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ウルシ科 Anacardiaceae
丈が3-8mになる落葉低木。雌雄別株。
葉は互生し、長さ20-40cm、4-8対の小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は4-15cmの卵形~楕円形で先がツンと尖ります。成木では鋸歯はないか1-2個の歯牙が見られます。
花序は15-30cmの円錐花序で、花は黄緑色で小さく、多数が密に付きます。

 

2018.9.25 更新
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ヤマウルシ-全体

幼株の葉の特徴が特定の決め手になりました。
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-全体2

雄株
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-全体3

雌株。雄株に比べて花数は少ないようでした。
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-全体4

(2018.5 千葉市)


ヤマウルシ-果期

(2018.5 茨城県筑波山)


ヤマウルシ-実

熟した状態。
(2018.9 長野県軽井沢町)

ヤマウルシ-紅葉

一足早く、見事な紅葉になります。
(2007.10 群馬県 旧・水上町)

ヤマウルシ-花

花は円錐状に多数付きます。写真は雄花序。
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-花2

雄花序。
(2018.5 栃木県 旧・粟野町)

ヤマウルシ-花3

雌花序。
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-花4

花序の軸には開出した毛が見られた。花柱は突き出ます。
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-花5

雌花。花弁5、花柱3裂、雄しべも5ありますが、花糸は短く花粉は付かない。
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-蕾

(2018.4 千葉市)


ヤマウルシ-実

果実に刺毛が密生します。これが一番わかりやすい特徴。
(2018.6 群馬県 旧・黒保根村)

ヤマウルシ-実2

熟すと黄褐色となり、外果皮が剥がれ落ちると縦縞のある白い中果皮が現れる。
(2018.9 長野県軽井沢町)

ヤマウルシ-葉

小葉が4-8対の奇数羽状複葉。
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-葉2

小葉は左右不対称でふつう卵形~楕円形・・・広披針形のような感じでした。
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-葉3

葉表には毛が散生します。
(2018.5 栃木県 旧・粟野町)

ヤマウルシ-葉4

葉裏。脈上に毛が見られた。
(2018.5 栃木県 旧・粟野町)

ヤマウルシ-葉5

葉軸の上面。よく似たヤマハゼにあると言われる褐色の軟毛はない。
(2018.5 茨城県筑波山)

ヤマウルシ-紅葉2

秋には真っ赤に紅葉します
(2007.10 群馬県 旧・水上町)

ヤマウルシ-枝

新枝だけでなく、前年の伸びた部分にも毛が見られました。
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-枝2

樹皮は灰白色で、小さな赤い皮目も見られました。
(2018.5 栃木県 旧・粟野町)

ヤマウルシ-幼株

大きく育った木(全体1.2.4のもの) の下に見られた幼株。
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-幼株・葉

葉に鋸歯が見られました。これが本種とした決めてになりました。
(2018.5 千葉市)

ヤマウルシ-芽吹き

(2018.4 千葉市)