マツグミ Taxillus kaempferi var. kaempferi

2022.5.31 更新

マツグミ

分類
オオバヤドリギ科 マツグミ属
植生環境
山地
開花時期
7-8月 針葉樹に寄生
地域
関東以西
特記
 -
特徴
半寄生の常緑小低木。マツ・モミ・ツガに着生します。
丈は30-50cm、枝ははじめ褐色の毛が密生します。
葉は1.5-4cmの倒披針形で円頭、全縁。
花は葉腋に1-4個付き、花被は長さ1.5cmで先が4裂し反り返ります。花柱は長く飛び出て、そのまわりを雄しべ4つが囲みます。
備考
エングラー : ヤドリギ科
類似種
 
撮影地
2018.7 群馬県

マツグミ

モミノキに着生していました。花の筒部が赤いので、よく目立っていました。 (2018.7 群馬県)


マツグミ

花は長さ1.5cmほど。 (2018.7 群馬県)


マツグミ

葉は倒披針形で円頭。新枝には赤褐色の毛が密生していました。 (2018.7 群馬県)


マツグミ

果実は径5mm。翌年春に熟す。 (2022.5 群馬県)