アカガシ Quercus acuta

2022.11.6 更新

アカガシ

分類
ブナ科 コナラ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月  
地域
宮城・新潟以西
特記
 -
特徴
丈は20mほどになる常緑高木。老木になると樹皮は破れ目が入ります。本年枝には毛があり、2年目の枝には皮目がある。
葉は革質で7-15cmの長楕円形、ふつう全縁、基部は左右不揃い。はじめは毛が見られます。
雄花序は6-12cmで新枝の下部から垂れ下がり、苞は褐色、軸や苞には軟毛が密生します。雌花序は上部に葉腋から直立し、雌花が5-6個付きます。
備考
エングラー : ブナ科
類似種
 
撮影地
2018.4 千葉市

アカガシ

新枝の下部から複数垂れ下がる雄花序が目立つ。 (2018.4 千葉市)

アカガシ

左 : 雄花序 褐色の苞が付き、苞には白色の軟毛が密生し、先端は尖ります。 右:雌花序 新枝の上部に5付き、雌花は5-6個。 (2018.4 千葉市)

アカガシ

果実は長さ2cmの卵球形、殻斗の環の数は10個で軟毛がある。 (2019.11 千葉県四街道市)


アカガシ

長楕円形でふつう全縁、基部は左右不揃い。葉裏は淡緑色。 (2018.4 千葉市)


(虫こぶ) アカガシハイボフシ

アカガシ

フシダニの一種になる虫こぶ。葉表側(右上)に半球状に膨らみ、葉裏側(右下)に窪んで毛状のもので蓋がされたような状態に見えた。 (2023.11 千葉市)