コナラ Quercus serrata subsp. serrata var. serrata

2023.10.3 更新

コナラ

分類
ブナ科 コナラ属
植生環境
里 山地
開花時期
4月  
地域
全国
特記
 -
特徴
高さ20mほどになる落葉高木。樹皮は灰黒色で縦に不規則な割れ目が入ります。枝には皮目が散生します。
葉は5-15cmの倒卵形、先は尖り基部はくさび形、尖った鋸歯が見られます。葉表は始めは絹毛が多いが後に無毛、裏面は絹毛があって灰白色。
花は葉と同時に咲き、雄花序は新枝の下部から垂れ下がり、2-6cm、軟毛が密生します。雌花は新枝の上部の葉腋に付きます。花柱は3個。
備考
エングラー : ブナ科
類似種
 
撮影地
2018.4 千葉市

コナラ

右上 : 新枝の基部から垂れ下がる雄花序は長さ2-6cm、絹毛が密にあり、雄花に雄しべは4-6個。 (2023.4 千葉市)
左下 : 雌花は小さく、上部の葉腋に2-3花ずつ付き、花柱3。 (2019.4 千葉市)

コナラ

葉は倒卵形。花の頃(写真)は葉表に絹毛が見られますが、後に無毛となります。 (2018.4 千葉市)

コナラ

堅果は長楕円形で長さ1.6-2.2mm。殻斗には鱗片が瓦重ね状にびっしり並ぶ。 (2023.10 千葉市)