シラカシ Quercus myrsinifolia

2022.11.4 更新

シラカシ

分類
ブナ科 コナラ属
植生環境
里 山地
開花時期
5月  
地域
福島・新潟以西
特記
 -
特徴
20mほどになる常緑高木。樹皮は縦に並んだ皮目が見られます。枝は暗緑色~黒紫色。
葉は互生し、7-14cmの狭長楕円形、光沢があり、やや革質、裏面はやや白い。先は鋭く、縁には浅く先の鈍い鋸歯が葉先から2/3程度まであります。
雄花序は5-12cmほどで新枝の下部から垂れ下がり、雌花は新枝の上部に3-4個付きます。
備考
エングラー : ブナ科
類似種
 
撮影地
2018.4 千葉市  他

シラカシ

雄花序は5-12cm、短枝から垂れ下がる。雌花は新枝の上部の葉腋に付く。(写真には写っていません) (2018.4 千葉市)

シラカシ

堅果は長さ1.5-1.8cmの卵形、殻斗は同心円状の環が6-8個。 (2019.11 千葉市)

シラカシ

葉は狭長楕円形、鋸歯は上半2/3にあり、浅くて鈍い。 (2022.10 千葉市)

(虫こぶ) シラカシハクボミフシ

シラカシ

シラカシトガリキジラミによる虫えい。葉表(左上の写真)に膨らんで次第に黄色味を帯び、葉裏(左下の写真)は窪んで毛状のもので蓋をされたような感じに見えた。 (2023.11 千葉市)