フサザクラ Euptelea polyandra

2024.3.25 更新

フサザクラ

分類
フサザクラ科 フサザクラ属
植生環境
里 山地
開花時期
3-4月 谷筋 崩壊地 やせ地
地域
本州以南
特記
 -
特徴
丈が7-8mになる落葉高木。
新枝は褐色で皮目があり、皮目は次第に横長になる。葉は互生し、4-12cmの広卵形、先は尾状、基部は円形で不揃いな鋸歯があります。
花は葉の展開前に咲き、枝先に5-12個まとまって付きます。花には花弁、萼はなく、雄しべの葯が7mmほどあり、赤く垂れ下がって目立ちます。果実は翼果で10月に飛散します。
備考
エングラー : フサザクラ科
類似種
 
撮影地
2018.3 千葉県鴨川市  他

フサザクラ

花は5-12個がまとまって付きます。垂れ下がっているのは雄しべ、その基部にある白い毛状に見えているのが雌しべ。 (2020.3 岐阜県中津川市 / 2024.3 千葉市)


フサザクラ

果期。まだ果実は若い。 (2018.5 千葉県君津市)


フサザクラ

熟した果実。果実は翼果。 (2018.11 山梨県甲州市)


フサザクラ

葉は花後に芽吹き、広卵形で不揃いな尖った鋸歯があり、先は尾状に尖ります。 (2018.5 千葉県君津市)