アキグミ Elaeagnus umbellata var. umbellata

2024.5.29 更新

アキグミ

分類
グミ科 グミ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-6月  
地域
北海道日本海側 本州以南
特記
 -
特徴
丈が2-3mの落葉低木。
樹皮は黒灰色、枝には褐色のうろこ状毛が見られます。
葉は倒卵状楕円形~倒披針形、葉の両面に白銀色のうろこ状の毛が見られ、裏面には褐色のうろこ状毛が少し混じります。葉表の毛はやがて落ちます。
花は葉腋に数個ずつ付き、下向きに咲きます。筒部は5-7mm、白銀色と赤褐色のうろこ状毛におおわれています。
果実は径6-8mmの球形でうろこ状毛が散生します。
備考
エングラー : グミ科
類似種
 
撮影地
2014.5 五所川原市  他

アキグミ

花は最初白く、次第に黄色みを帯びます。花弁はなく、花弁に見えるのは萼。 (2014.5 五所川原市)

アキグミ

果実は6-8mmの球形でうろこ状毛が散生。 (2011.10 青森県外ヶ浜町)

アキグミ

葉は倒卵状楕円形~倒披針形、新枝はうろこ状毛に覆われていて白いが、褐色のうろこ状毛も見られました。 (2019.5 福島県裏磐梯)


アキグミアキグミ

左 : 葉裏。うろこ状毛がびっしり見られ、褐色のうろこ状毛が少し混じる。
右 : 葉表。はじめ白色のうろこ状毛に覆われるが、次第に脱落。 (2019.5 / 2024.5 福島県裏磐梯)