マルバグミ (オオバグミ) Elaeagnus macrophylla

2025.6.5 更新

マルバグミ

分類
グミ科 グミ属
植生環境
海岸 里
開花時期
10-11月  
地域
本州以南
特記
 -
特徴
枝はツル状に伸び、葉は広卵形で長さ5-8cm、先は急に尖り、縁は波立ちます。最初、葉表には鱗状毛が見られますが、のちに脱落、裏面は鱗状毛が密生して銀白色、まばらに褐色の鱗状毛が混じります。葉柄は1-2.5cmと長い。
花は10-11月と遅く、1-3個ずつ付き、萼筒上部は広鐘形で4-5mmと短く、明瞭な4稜があり、基部は切形に細くなる。果実は楕円形で3-4月に熟します。
備考
エングラー : グミ科
類似種
 
撮影地
2011.11 静岡県下田市  他

マルバグミ

秋咲きのグミ。葉が大きく花冠が短い。 (2019.11 千葉県いすみ市)

マルバグミ

萼の筒部には4稜があり、短く、長さ4-5mm。枝には褐色の鱗状毛が密生。 (2019.11 千葉県銚子市)

マルバグミ

葉は広卵形。はじめ葉表は銀色の鱗状毛が密に見られますが、後に無毛になる。裏面は鱗状毛が密生して銀白色、褐色の鱗状毛が少し混じります。 (2019.11 千葉県いすみ市)

マルバグミ

初夏の様子。まだ表面にうろこ状毛が残っていた。葉柄は他種に比して明らかに長い。 (2025.5 千葉県木更津市)

マルバグミ

枝には稜がある。当年枝は茶色っぽいが、次第に白っぽくなる。 (2025.5 千葉県木更津市)