ツクバグミ (ニッコウナツグミ) Elaeagnus montana var. ovata

2025.5.31 更新

ツクバグミ

分類
グミ科 グミ属
植生環境
山地上部
開花時期
6-7月 日当たりの良いところ
地域
宮城 福島 関東北部 西部 長野 山梨 静岡
特記
 -
特徴
マメグミの変種で葉が大きく、葉表に星状毛があり、萼筒の質が薄いもの。
2-3mの落葉低木。若い枝は赤褐色のうろこ状毛が密生。
葉は卵状楕円形~楕円形、先か尖り、縁は波立つ。葉表には星状毛があり、後に脱落、葉裏はうろこ状毛が密生して白い。葉裏脈上には赤褐色のうろこ状毛が多く見られます。
花は1-3個ずつ付き、萼筒長さ6-7mm、銀色のうろこ状毛に赤褐色のうろこ状毛が混じります。果実は広楕円形。
備考
エングラー : グミ科
類似種
マメグミ : 葉表の毛はうろこ状毛。
撮影地
2018.6 群馬県赤城山

ツクバグミ

葉の縁が強く波立つのもマメグミと共通の特徴。 (2025.5 新潟県南魚沼市)

ツクバグミ

花は葉腋に1-3個付く。萼筒が薄いので、内面の黄色が透けて見える。 (2018.6 長野県佐久穂町)

ツクバグミ

花は1-3個ずつ付き、銀色のうろこ状毛に赤褐色のうろこ状毛が混じる。 萼は次第に黄色みを帯びます。 (2018.6 群馬県赤城山)

ツクバグミ

葉表。はじめ白色の星状毛に覆われるが、次第に脱落。 (2025.5 新潟県南魚沼市)

ツクバグミ

左 : 葉裏。うろこ状毛がびっしり見られ、褐色のうろこ状毛が少し混じる。 (2025.5 新潟県南魚沼市)