イチョウ

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イチョウ科 Ginkgoaceae 
現在も生存する世界最古の樹種の1つで「生きた化石」(遺存種)とも呼ばれる。古生代最後のペルム紀~恐竜の時代(中生代ジュラ紀)に栄えたイチョウ目(またはイチョウ亜綱)最後の生き残り植物。
丈は~30m、幹の直径は2.5mになる。葉は長枝では互生、単枝では束生し、幅5-7cmの扇形。
花は雌雄別株で葉の展開と同時に咲き、いずれも2cmほど、受精は8月頃。
10月に外種皮は黄色くなり悪臭を伴い、触れるとかぶれる。内種皮は白くて固いおなじみの「銀杏」。

APG体系は被子植物の分類法であり、裸子植物のイチョウ科は対象外です。

 

2021.9.29 作成
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イチョウ-全体

2億年前の太古の植物だと思って見ると、イチョウってすごいんだなと思う。
日本にあるものは植栽起因。(2021.9 千葉県大多喜町)

イチョウ-全体2

雌株。銀杏が実頃。
(2021.9 千葉県大多喜町)

イチョウ-実

(2021.9 千葉県大多喜町)


イチョウ-実2

(2021.9 千葉県大多喜町)


イチョウ-葉

短枝には葉が束生する。
(2021.9 千葉県市原市)