ケヤマハンノキ

top
カバノキ科 Betulaceae
10-20mになる落葉高木。皮目が目立ちます。
葉は8-15cmの広卵形で先端は短く尖るか鈍頭、基部は少し心形。葉表に短毛がまばらにあり、葉裏はピロード状の毛が密生します。
花は雄花序が枝先に2-4個垂れ下がり、雌花序はそれより下に下向きに付きます。

 

2020.1.9 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 蕾2
  • 蕾3
  • 葉2
  • 葉3
  • 樹皮

ケヤマハンノキ-全体

葉裏に毛が多いのが特徴ですが、葉が広卵形なので見つけやすい。
(2018.5 山梨県御坂山塊)

ケヤマハンノキ-全体2

(2018.7 山形県米沢市)


ケヤマハンノキ-全体3

(2018.5 山梨県御坂山塊)


ケヤマハンノキ-蕾

先端に雄花序が、その手前に雌花序が付く。
(2018.11 山梨県 旧・大和町)

ケヤマハンノキ-蕾2

雌花序の蕾。若い枝には毛が密生しています。
(2018.11 山梨県 旧・大和町)

ケヤマハンノキ-蕾3

雄花序の蕾。
(2018.11 山梨県 旧・大和町)

ケヤマハンノキ-実

若い果実。新枝は軟毛があって白い。
(2018.7 山形県米沢市)

ケヤマハンノキ-実

前年の果実は花期が終わっても付いているものが多かった。
(2018.5 山梨県御坂山塊)

ケヤマハンノキ-葉

葉は広卵形、先は鈍頭ぎみのものが多く、縁に欠刻状にも見える重鋸歯がありました。
(2018.5 山梨県御坂山塊)

ケヤマハンノキ-葉2

葉表。光沢もありましたが、短毛も見られました。
(2018.5 山梨県御坂山塊)

ケヤマハンノキ-葉3

葉裏はビロード状と言われるように、毛がびっしりとあり、白っぽい。
(2018.5 山梨県御坂山塊)

ケヤマハンノキ-枝

前年枝。皮目が見られました。成長すると横長になる。
(2018.5 山梨県御坂山塊)

ケヤマハンノキ-樹皮

(2018.5 栃木県鹿沼市)