ミヤマハンノキ

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カバノキ科 Betulaceae
高山帯でよく見られるハンノキ。
丈は1~5mの落葉低木~小高木。高山の稜線などでは枝は上に伸びず、匍うように横に広がる。樹皮に皮目が多い。
葉は5-10cmの広卵形で鈍頭、基部は丸く、縁に重鋸歯があります。裏面には脈に沿って長毛があり、脈腋に毛叢が見られます。
花は葉の展開と同時に咲き、雄花序は4-5cmで枝先に2-3個付き、雌花序はその下方に数個付きます。

 

2019.6.28 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2

ミヤマハンノキ-全体

高山ではおなじみですが、ふつう、見向きもされない。
(2018.6 山形県月山)

ミヤマハンノキ-全体2

(2018.6 山形県月山)


ミヤマハンノキ-全体3

(2019.6 静岡県富士山)


ミヤマハンノキ-全体4

高山の稜線付近では、丈が1mにも満たない姿になるのがふつう。
(2018.6 山形県月山)

ミヤマハンノキ-花

雄花序は枝先に2-3個付き、雌花序はその少し下方に数個付きます。
(2018.6 山形県月山)

ミヤマハンノキ-花2

雄花。
(2018.6 山形県月山)

ミヤマハンノキ-花3

雌花序。
(2018.6 山形県月山)

ミヤマハンノキ-花4

(2019.6 静岡県富士山)


ミヤマハンノキ-実

(2018.6 山形県月山)


ミヤマハンノキ-葉

葉は広卵形で先は鈍頭。
(2019.6 静岡県富士山)

ミヤマハンノキ-葉2

脈腋に毛叢は見られましたが、「長毛」はわからなかった。
(2019.6 静岡県富士山)