ミツデカエデ Acer cissifolium

2025.5.20 更新

ミツデカエデ

分類
ムクロジ科 カエデ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 湿った谷間 斜面
地域
北海道南部~九州
特記
 -
特徴
葉が3出複葉のカエデ。丈は8-10mになる落葉高木。
葉は対生し、長い柄があり3出複葉、小葉は4-8cmの卵状楕円形、先は尾状、欠刻状の鋸歯があり、小葉柄があります。
花は葉の展開後に咲き、5-15cmの総状花序に20-50個付きます。
備考
エングラー :  カエデ科
類似種
メグスリノキ : 小葉が大きく楕円形、鋸歯は浅い。花序は散形状。
撮影地
2024.5 福島県喜多方市  他

ミツデカエデ

葉が3小葉からなるカエデ。ここでは沢沿いの向陽斜面で沢山見られたが、多くは樹高5-6mくらいだったように見えた。 (2024.5 福島県喜多方市)

ミツデカエデ

果実は直角~鋭角に開く。  (2024.5 福島県喜多方市)

ミツデカエデ

葉には長い柄があって3出複葉、さらに明瞭な小葉柄がある。小葉は4-8cmの卵状楕円形、先は尾状、欠刻状の粗い鋸歯がある。 葉裏脈上にまばらに毛が、脈腋に白い毛が見られた (2025.5 千葉市)

ミツデカエデ

樹皮は白灰色、ほぼ平滑。写真は多少コケがあってわかりにくいかもしれない。 (2025.5 千葉市)