ヤブニッケイ

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クスノキ科 Lauraceae
暖地性の植物で高さ20mに達する常緑高木。
葉は7-10cmの長楕円形で先も基部も尖ります。3脈が目立ちますが、側脈は中央上付近で消え、先まで到達しない。
花は新枝の葉腋から伸びる柄に散形状に数個付き、花径は5mm強、花被片は6、雄しべは9個で、3列に並びます。果実は径1cmで黒紫色に熟します。

 

2020.6.21 更新
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  • 花2
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  • 花4
  • 葉2

ヤブニッケイ-全体

新枝の葉腋から花序を伸ばし、小さな花が沢山付いていましたが、
まだ咲き始めで開花しているものは少なかった。(2017.6 千葉県館山市)

ヤブニッケイ-全体2

(2018.5 千葉県館山市)


ヤブニッケイ-全体3

(2020.6 千葉県勝浦市)


ヤブニッケイ-全体3

写真はまだ丈が3mほど。海岸林の林縁で見られたもの。
(2017.6 千葉県館山市)

ヤブニッケイ-花

(2018.5 千葉県館山市)


ヤブニッケイ-花2

花は散形状に付きます。花径は5mm強。
(2017.6 千葉県館山市)

ヤブニッケイ-花

花被片は3つずつ2列、雄しべは3つずつ3列、雄しべはサジ形で葯は4つ。
内側の雄しべの基部には黄色い腺体が2つずつ見られました。(2018.5 千葉県館山市)

ヤブニッケイ-花3

(2017.6 千葉県館山市)


ヤブニッケイ-葉

葉は長楕円形、3脈があり、側脈は途中で途切れ、先端まで伸びない。
(2020.6 千葉県勝浦市)

ヤブニッケイ-葉2

葉裏。
(2018.5 千葉県館山市)