イヌマキ odocarpus macrophyllus f. angustifolius

2023.11.10 作成
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イヌマキ

分類
マキ科 マキ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-6月  
地域
関東以西
特記
 -
特徴
雌雄異株。
丈は~20m、葉は互生し10-20cm、幅7-10mmの広線形~長楕円状披針形で全縁、裏面は淡色で中脈が隆起する。
雄花序は葉腋に3-5個が束生し、長さ3cmの円柱状、雌花は前年枝の葉腋に単生し1cmの柄の先に2個の鱗片がつき、基部側は花床で10-12月に赤くなる。種子はその先につく1cmほどのいびつな球形。
備考
エングラー :  マキ科
類似種
ラカンマキ : 庭に植栽されることの多いマキ。全体に小さく、葉は長さ4-8cm、幅も4-8mmと狭い。
撮影地

2018.10 千葉県東金市


 

イヌマキ

植栽で見られるラカンマキに比べて全体に大きく、葉も比して密にならず、少し長い。

イヌマキ

果実はおだんごのような2つの球状のものが連なった姿で、基部側の赤く色づいているのが花床で食べられる。先端の白緑色のものに種子が含まれており、こちらは有毒。