ヒメモチ Ilex leucoclada

2025.6.16 更新

ヒメモチ

分類
モチノキ科 モチノキ属
植生環境
山地
開花時期
5-7月 多雪地の林内
地域
北海道 本州の日本海側
特記
 -
特徴
雌雄異株。
丈は1m以下、葉は互生し、5-10cmの長楕円形、鋭頭~鈍頭、基部はくさび形、ふつう全縁、葉柄は8-15mm。
花は前年枝の葉腋のごく短い短枝に付き、雄株に付く雄花は多数、雌株に付く雌花は1-3個付く。花は径5mm、花弁4。果実は9-10月に赤く熟し、径1cm。
備考
エングラー : モチノキ 科
類似種
ツルシキミ(ミカン科) : 花序は枝先に付く。
撮影地
2025.6 新潟県魚沼市  他

ヒメモチ

豪雪地域で見られ、丈は1mに満たない。右下のように枝の上部のみに花を付けるものも多く、そのようなものはツルシキミとよく似ている。 (2025.6 新潟県魚沼市)

ヒメモチ

前年の短枝に付くのだが、短くて、一見葉腋から伸びる花序柄に付くように見えた。 (2025.6 新潟県魚沼市)

ヒメモチ

花弁は倒卵形でふつう4つ、雄花(写真)では3mmほど、雌花は4mmと少し大きい。 (2019.7 岩手県八幡平)


ヒメモチ

果実は径1cm、9-10月に赤く熟す。 (2018.10 長野県小谷村)


ヒメモチ

葉は5-10cmの長楕円形、鋭頭~鈍頭、基部はくさび形、柄は8-15mm。 (2025.6 新潟県魚沼市)