ニワウルシ Ailanthus altissima

2025.5.24 更新

ニワウルシ

分類
ニガキ科 ニワウルシ属
植生環境
里 山地
開花時期
6月 河原 土手
地域
外来種 (中国原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
5mほどになる落葉高木。雌雄異株。樹皮はしわ状の皮目があり、老木は縦に破れ目が入ります。
葉は10-100cmの奇数羽状複葉で、小葉は6-16対、8-10cmの長卵形、基部に先が腺となる1-2対の鋸歯があり、悪臭がある。裏面に短毛が見られます。
花は雌性株には雄花と両性花、雄株には矢花だけが10-20cmの円錐花序に付き、径7mm、いずれも花弁、萼片は各5個、雄花の雄しべは10。果実は2-5個の分果に分かれ、それぞれ翼があって回転しながら落果する。
付記
根などから他の植物の成長を疎外する等の化学物質を出す(アレロパシー)ため、在来種にとって脅威であり、駆除対象となっている。
備考
エングラー : ニガキ科
類似種
 
撮影地
2025.5 千葉市

ニワウルシ

小河川の土手で見られた雄株。高さ20mほどになると言われるが、ここでは5mほどだった。 (2025.5 千葉市)

ニワウルシ

雄花序。径7mm、花弁と萼は各5。雄しべは10。 (2025.5 千葉市)

ニワウルシ

雌花序(終わり気味)、小ウィンドウは若い果実。翼がある。 (2018.5 千葉市)

ニワウルシ

葉は1mになることもある奇数羽状複葉、小葉は6-16対。小葉は長卵形、鋭頭、基部に鋸歯があります。 (2018.5 千葉市)

ニワウルシ

 (2025.5 千葉市)