ケヤキ Zelkova serrata

2025.5.5 更新

ケヤキ

分類
ニレ科 ケヤキ属
植生環境
里 山地
開花時期
4月  
地域
本州以南
特記
 -
特徴
高さ20m以上になる落葉高木。雌雄同株。老木では樹皮は剥がれる。
葉は長さ3-7cmの狭卵形~卵状楕円形、先は長く尖り、基部は円形~浅い心形。
花は新枝に付き、下部の葉腋に雄花が1-数個ずつ付く。花被は4-6個、雄しべも同数。雌花は上部の葉腋に1-3個付き、花柱2裂。果実は10月頃、灰黒色に熟す。
備考
エングラー : ニレ科
類似種
 
撮影地
2023.4 千葉市

ケヤキ

見上げるような高木なので、手の届くところになかなか花を見つけられなかった。(2023.4 千葉市)

ケヤキ

枝はジクザグに屈曲する。 A : 新枝下部の葉腋に雄花が数個ずつ付いていた。 B:雌花。上部の葉腋に付く。 (2023.4 千葉市)

ケヤキ

左 : 雌花。終わりかけかもしれない。花柱2が確認できた。 右 : 雄花。赤い花被片の外に雄しべが飛び出して下がっていた。(2023.4 千葉市)


ケヤキ

葉は狭卵形~卵状楕円形、先は伸びて鋭尖頭、基部は浅い心形~円形、鋸歯は丸いが先だけ急に尖る印象、ハルニレより粗い感じだった。(2023.4 千葉市)


(虫こぶ) ケヤキハスジタマフシ

ケヤキ

春に若い葉の葉表葉脈に出来る虫えい。径は数mmと小さく、球形~卵形、褐色。タマバエの一種によって出来る。比較的よく見られるケヤキハフクロフシは緑色で葉面の場所を選ばず、もう少し大きい。(2025.5 千葉市)