トチノキ Aesculus turbinata

2024.8.13 更新

トチノキ

分類
ムクロジ科 トチノキ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-6月 沢沿いに多い
地域
札幌市以南
特記
 -
特徴
葉は5-9小葉からなる掌状複葉で、中央の小葉が最も大きく、13-30cmの倒卵形で、先だけ急に尖ります。
花は15-25cmの円錐花序に付き、多数の雄花が上部に、少数の両性花が下部に付く。花はいずれも径15mm、花弁は4つで中央下部に赤い班があります。雄しべは7個で長く突き出し、上方に湾曲します。
備考
エングラー : トチノキ科
類似種
 
撮影地
2017.5 青森県西目屋村  他

トチノキ

円錐花序は15-25cm。 (2017.5 青森県西目屋村)

トチノキ

花は径15mm、花弁4で赤い斑が入る。 (2024.5 福島県喜多方市)

トチノキ

果期。まもなく3裂して落果する。 (2024.8 千葉市)


トチノキ

果実は径3-5cm。表面にイボ状の突起がある。熟すと3裂、中はクリのような光沢がある黒褐色の大きな種子が1-2個入っている。栃餅など食用になるが、アク抜きには1週間ほどかかるなど、なかなか大変。 (2024.8 / 2023.10 千葉市)


トチノキ

葉は5-9小葉からなる掌状複葉。中央の小葉が最も大きく13-30cm。 (2008.6 秋田県鹿角市)