- 全体
- 全体2
- 花
- 実
- 実2
- 葉
- 紅茶と緑茶
千葉では茶の葉を採取するより、生け垣として用いられることが多く、
その逸失もとても多い。(2021.10 千葉県君津市)
(2021.10 千葉県君津市)
花は2-3cm、多数の雄しべに対して、花弁は小さく見えました。
(2021.10 千葉県君津市)
果実はそこそこいびつなものが多かった。
(2017.10 千葉市)
(2017.10 千葉市)
(2017.11 千葉市)
紅茶も緑茶も同じお茶の葉から作られるとよく言われますが、厳密に言うとそれは100%正しくはないようです。 ここに掲載のチャノキ Camellia sinensis (var. sinensis) は中国西南部が原産で緑茶やウーロン茶に使われています。 特に「アッサム」と呼ばれる茶葉は、主としてこの「アッサムチャ」の茶葉が使われ、「ダージリン」や「セイロン」の高級品種は「チャノキ」の茶葉か、その交配種が用いられているというのが正しいようです。 「チャノキ」はある程度耐寒性があるため、高所でも栽培できるという利点があり、一方アッサムチャは、丈が15mに達するそうで、葉も大きくて、栽培効率が良い一方、耐寒性がないなどの違いがあり、それぞれの利点を生かして、栽培されているとのことです。 なお、日本では「アツサムチャ」の栽培は難しいようで、唯一栽培可能な沖縄で試みられたことがあるようですが、商業化は成功しなかったようです。 |