コゴメヤナギ Salix dolichostyla subsp. serissifolia


コゴメヤナギ

分類
ヤナギ科 ヤナギ属
植生環境
里 山地
開花時期
4月 河畔
地域
東北南部~近畿
特記
 -
特徴
シロヤナギの亜種。10-25mになる落葉高木。雌雄別株。
樹皮は濃い灰褐色、縦に割れ、新枝は灰緑褐色で有毛。葉は小さく、3-7cmの線形~腺状披針形で縁に浅い鋸歯があり、葉裏は白い。両面無毛ですが、柄に毛が見られます。
花は葉の展開と同時に咲き、花穂は雌雄ともに1-2cmと短い。腺体は雄花2個、雌花1個。苞は外側のみに毛があります。雌花の子房の毛が少ないかない。
備考
エングラー : ヤナギ 科
類似種
 
撮影地
2018.4 茨城県常陸大宮市

コゴメヤナギ

雌株、topは雌株。どちらも長さ1-2cmと短い。 (2018.4 茨城県常陸大宮市)

コゴメヤナギ

雄花穂は1-2cm。苞の外側のみに毛が見られる。雄しべは2、腺体も2。 (2018.4 茨城県常陸大宮市)

コゴメヤナギ

雌花穂。雌花の苞がやや大きく、子房の大部分を隠している。子房の毛はないか少ない。腺体1は確認できなかった。 (2018.4 茨城県常陸大宮市)


コゴメヤナギ

葉は線形~線状披針形、花の頃はまだ長さが短い。縁に細かな鋸歯がある。葉は後に無毛になる。 (2018.4 茨城県常陸大宮市)