シバヤナギ Salix japonica

2024.5.17 更新

シバヤナギ

分類
ヤナギ科 ヤナギ属
植生環境
山地
開花時期
3-4月 乾いた崖地 岩場 法面
地域
関東南部~愛知
特記
 -
特徴
丈は1-2mの落葉低木で株立ちになります。雌雄別株。
葉は互生し、4-12cmの長楕円形で、縁には浅いが鋭い鋸歯があり、両面無毛だが、はじめは伏毛に覆われている。
花は葉の展開と同時に咲き、雌花穂は4cm、雄花穂は3-9cm、いずれも短毛がある。雌雄とも苞は淡黄色で楕円形~広楕円形。雄花の雄しべは2、葯は黄色、腺体は1。
備考
エングラー :  ヤナギ科
類似種
 
撮影地
2018.3 千葉県鴨川市  他

シバヤナギ

葉は長楕円形。花と同時に展開と聞いていたが、花期半ばに展開していた。Topの写真は花期のはじめでまだ未展開。どちらも雄株。 (2018.3 千葉県鴨川市)

シバヤナギ

雄花穂。長さは3-9cm。 (2018.3 千葉県鴨川市)

シバヤナギ

雄しべは2。褐色がかったのは苞。咲きはじめの頃は淡緑色だった。濃い緑色は腺体。 (2018.3 千葉県鴨川市)


シバヤナギ

雌花穂は約4cm。 (2018.3 千葉県鴨川市)


シバヤナギ

葉は長楕円形で鋸歯がある。葉裏は白い。葉裏に伏毛が見られたが、後に脱落する。 (2018.4 / 3 千葉県鴨川市)


(虫えい) シバヤナギハウラタマフシ

シバヤナギ

コブハバチの一種にゆる虫えい。葉裏に球状の虫こぶができる。 (2024.5 千葉県君津市)