シダレヤナギ Salix babylonica var. babylonica

2024.3.22 更新

シダレヤナギ

分類
ヤナギ科 ヤナギ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 湿ったところ 川岸
地域
外来種 (中国原産)
特記
 -
特徴
8-17mになる落葉高木。雌雄別株。
樹皮は灰褐色で縦に割れ目が入ります。枝先は垂れる。新枝は緑褐色でなめらか。
葉は8-13cmの広線形で縁には細かな鋸歯が見られます。葉裏は白い。
花は葉の展開と同時に咲き、雄花穂は2.5-3cm、雌花穂はやや小さい。雄花の雄しべは2つ。葯は黄色で花糸下部に毛がある。腺体は2つ。雌花の子房は基部に少し毛が見られます。
備考
エングラー : ヤナギ科
類似種
 
撮影地
2023.3 千葉市 <植栽推定>

シダレヤナギ

雄株。垂れ下がる枝に下~横向に花穂が伸びていた。 (2023.3 千葉市)

シダレヤナギ

雄花穂。長さ2-4cm、短柄があり基部に小さな葉が3-5個ある。雄花の雄しべは2つ、葯は黄色、花糸の下部に毛がある。 (2024.3 千葉市) <植栽>

シダレヤナギ

雌株。花穂は横~上向きだった。 (2018.4 福島県会津若松市) <植栽推定>


シダレヤナギ

雌花穂は長さ1.5-2cm、子房は卵形で基部に少し毛がある。 (2018.4 福島県会津若松市) <植栽推定>


シダレヤナギ

葉は線形ですが、花期の始めに見られる葉はあまり長く伸びない。縁に細かい鋸歯がある。葉裏は無毛で白っぽい。 (2018.4 福島県会津若松市) <植栽推定>