ユリワサビ

アブラナ科 Cruciferae
アブラナ科 Brassicaceae
どこの山でも春、いち早く林床などに多く見られます。
丈は20-30cm、根生する葉は卵円形~腎円形で基部は心形、波状鋸歯があり長柄があります。茎葉はそれより小型で上部は幅が狭い。柄の下部は膨れます。
花は短い総状に付き、花の下には苞があり、やや深く裂けます。長角果は10-15mm、開出するかやや下を向く。
東北地方には、ワサビのような根塊があるものをオクノユリワサビと呼んでいましたが、近年、それらの多くはオオユリワサビの誤認とも言われています。

 

2017.3.12 更新
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ユリワサビ-全体

茎が地を匍って伸び、その先に花を付けます。
(2017.4 東京都高尾山)

ユリワサビ-全体2

株が成長すると、これだけ沢山花を付けるものもありました。
(2017.4 東京都高尾山)

ユリワサビ-全体3

咲き始めたばかりの状態。茎は横に匍うようにして拡がって、上部が斜上し花を付けます。
(2015.3 東京都高尾山)

ユリワサビ-全体4

花期にはしばしば根生葉が見られないこともありますが、写真のものはほぼ揃っていた。
(2017.3 東京都高尾山)

ユリワサビ-花

咲きはじめの花序
(2013.4 茨城県 旧・桂村)

ユリワサビ-花2

(2017.4 東京都高尾山)


ユリワサビ-花3

花の下に見えるのが苞。
(2007.4 茨城県筑波山)

ユリワサビ-花4

雄しべ6本が確認できました。2本は花糸がやや短いようです。
(2016.4 東京都高尾山)

ユリワサビ-花5

萼片はほぼ楕円形で無毛、縁が白色をしていました。
(2017.3 東京都高尾山)

ユリワサビ-実

果実は写真のように柄が弧を描いて下を向いていました。
(2016.4 東京都高尾山)

ユリワサビ-葉

根生葉は単葉で腎円形、5cmくらいまでと小さく、波状の粗い鋸歯があります。
マルバコンロンソウの小葉の形と似ています。(2008.4 東京都高尾山)

ユリワサビ-葉2

茎葉は三角状で波状の粗い鋸歯が目立ちます。
(2016.4 東京都高尾山)

ユリワサビ-葉3

根生葉は卵円形から腎円形で大きく、基部は心形、長い柄があります。上は越冬葉で、
下2つは早春に出たもののようです。(2017.3 東京都高尾山)

ユリワサビ-葉4

基部が拡がっているのが根生葉、丸いのが茎。
(2017.3 東京都高尾山)

ユリワサビ-茎

(2016.4 東京都高尾山)