ヤツガタケムグラ Galium triflorum


ヤツガタケムグラ

分類
アカネ科 ヤエムグラ属
植生環境
山地
開花時期
7月 林内
地域
北海道 長野 山梨
特記
絶滅危惧1A類
特徴
茎は長さ20-40cm、4稜があり、稜上に下向きの刺があります。葉はふつう6輪生し、先は刺状、裏面の中脈に下向きの刺毛が見られます。
花冠は4裂で径2mm、白緑色、萼に先の曲がった長い毛が見られ、果期にも残ります。
備考
エングラー : アカネ科
類似種
キクムグラ : 葉は4-6輪生、果実には密に短い屈毛がある。鉤状の毛はない。
撮影地
2019.7 長野県

ヤツガタケムグラ

花序は葉腋からやや長い柄があり、花柄の基部に1-2個に葉(苞?)が付くことが多いようでした。果実には先が鉤状に曲がった長い毛が見られ、ミズタマソウの果実を小さくしたよう。 (2019.7 長野県)


ヤツガタケムグラ

葉は多くは6輪生、先が刺状に尖ります。 (2019.7 長野県)


ヤツガタケムグラ

葉裏中脈には下向きの刺毛が見られます。茎の刺は現地の見た目では確認できませんでしたが、触った感じは少しザラ付いていた。マクロ写真には、微細な突起が写りました。 (2019.7 長野県)