アブノメ

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 オオバコ科 Plantaginaceae
 ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
葉が小さく、葉を虫に食われて茎だけが残った植物のような姿です。
丈は10-25cm、葉は狭長楕円形~披針形で無柄、無毛、全縁、対生、下部は10-25mmで上に行くに従い小さくなります。茎も葉腋ごとに段階的に細くなる。
花は葉腋から柄を伸ばして付き、
花色はピンク、上唇2裂、下唇3裂で4-5mm。雄しべ2、仮雄しべ2。下部では閉鎖花になることが多く、閉鎖花には柄がありません。
似たオオアブノメはやや大型で花冠が白、花期が5-6月。

 

2020.8.8 更新
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アブノメ-全体

思いがけず、立派な株と出会ってびっくりでした。
千葉の自然も捨てたものではないと思いました。(2014.9 千葉市)

アブノメ-全体2

(2019.10 千葉市)


アブノメ-全体3

休耕田の中を流れる湧き水の流路が滞留するような場所に多く見られました。
(2014.9 千葉市)

アブノメ-全体4

身近で探していたので、この場所を見つけた時は感激でした。
ある所にはあるもんだと思いました。(2014.9 千葉市)

アブノメ-全体5

葉は上部ほど小さく、茎も葉腋ごとに細くなる。
(2013.10 千葉市)

アブノメ-花

葉腋から柄を伸ばして花を1つずつ付けます。柄に腺毛が見られます。
(2014.9 千葉市)

アブノメ-花2

(2014.9 千葉市)


アブノメ-花3

花冠や萼にも腺毛が見られました。
(2014.9 千葉市)

アブノメ-花4

下唇は3裂、上唇は浅く2裂で基部に色の濃い部分があります。
(2016.7 千葉市)

アブノメ-花5

喉部の奥に毛が見られました。
(2014.9 千葉市)

アブノメ-花6

閉鎖花と思われたもの。 果期と連続的でよく判らない。
(2020.8 千葉市)

アブノメ-実

果実には2種類あり、柄のあるものは開花した花の果実。柄のない果実は閉鎖花の果実。
(2014.9 千葉市)

アブノメ-実2

閉鎖花の果実。柄がない。
(2018.8 千葉市)

アブノメ-葉
葉は対生し、狭長楕円形~披針形で先は丸く全縁。最下部では1cmほどありますが、
上に行くに従って小さくなり、最上部では1-2mmでさらに小さいこともあります。
葉腋についているのは閉鎖花の果実で、柄がありません。(2013.10 千葉市)

アブノメ-葉2

一番下に根生する葉が見られ、下部の葉腋で分枝して株立ちのような姿になります。
(2014.9 千葉市)

アブノメ-幼生

根生する葉のみの状態。
(2015.8 千葉市)

アブマメ-幼生2

水のない状態。葉がやや立ち上がり気味。写真は光が透過してしまっている。
(2017.7 千葉市)

アブノメ-幼生3

高密度で芽吹きますが、例年、次第に淘汰されて花を付けるまでに育つのは多くない。
(2017.7 千葉市)

アブノメ-幼生3

根際で分枝してそれぞれ立ち上がり始めた状態。左手前は別株かもしれない。
(2015.8 千葉市)

アブノメ-群生

見るチャンスは多くありませんが、農薬があまり用いられない湧き水のそばなどでは、
このように普通に群生しています。まだ花は咲いていません。(2015.8 千葉市)

アブノメ-群生2
ここは年2回ほど除草剤が蒔かれて、周囲の植物は都度枯れます。アブノメも
枯れますが、1カ月ほどで復活します。近くの湧水が農薬を洗い流して土壌に残留
しなければ絶えないようで、それほどひ弱ではないと感じます。(2016.7 千葉市)