カントウミヤマカタバミ Oxalis griffithii var. kantoensis


カントウミヤマカタバミ

分類
カタバミ科 カタバミ属
植生環境
山地
開花時期
3-4月 林内
地域
関東南西部 伊豆 東海
特記
 -
特徴
ミヤマカタバミの変種。
葉の裏に毛が少なく、散生する程度。果実は小さく、卵球形で長さ6-12mm。中間的なものも多いそうです。
葉は3小葉で小葉は倒卵形、角は鈍頭。花は径2.5-4cm。
異説
新たにナンカイミヤマカタバミ(鹿児島)が発表されたことにより、ミヤマカタバミ-コミヤマカタバミの分類が見直され、ミヤマカタバミをO. nipponica ssp. nipponica 、本種を O. nipponica ssp. kantoensis var. kantoensis とする見解がある。(APG70(3):159-172 (2020))
備考
エングラー : カタバミ科
類似種
ミヤマカタバミ : 葉裏に毛が密生、果実は楕円形で10-17mm。
撮影地
2017.4 東京都高尾山

カントウミヤマカタバミ

花は径3-4cm、萼の毛も短いようです。 (2017.4 東京都高尾山)


カントウミヤマカタバミ

小葉の先端は切形で角は鈍頭。 (2017.4 東京都高尾山)


カントウミヤマカタバミ

葉裏に毛は少なく、散生する程度。但し、この場所(高尾山)ではミヤマカタバミとの中間的なものも多く見られた。