コウボウシバ

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カヤツリグサ科 Cyperaceae
丈は10-20cm、葉は堅い。
茎に上1-3個の小穂は雄性で線形、それ以下の2-3個は雌性で1.5-3cmの円柱形、苞は茎より長い。果胞は6-8mmの長卵形。

 

2021.5.31 更新
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コウボウシバ-全体

果期。
(2021.4 千葉県九十九里町)

コウボウシバ-全体2

砂浜で見られるスゲ。コウボウムギより小さい。
(2021.3 千葉県木更津市)

コウボウシバ-全体3

写真では上部に2つの雄小穂、下に2つの雌小穂が付いている。
(2021.3 千葉県富津市)

コウボウシバ-全体4

果期終盤
(2021.4 千葉県 旧・白浜町)

コウボウシバ-全体5

(2008.6 千葉県 旧・成東町)


コウボウシバ-全体6

海岸草地にあり、丈が40-50cmあったもの。ここにはシオクグもあり、そうだと思い込んでしまった。丈だけでは分からないこともあるようだ。(2021.5 千葉県 旧・蓮沼村)

コウボウシバ-花

雌花序。茎の下部に1-3個付く。
(2021.3 千葉県木更津市)

コウボウシバ-花2

雄花序。茎頂や上部に1-3個付く。
(2021.3 千葉県富津市)

コウボウシバ-実

果胞は長卵形、鱗片より大きい。
(2021.4 千葉県九十九里町)

コウボウシバ-実

果胞は長卵形、無毛で6-8mm。
(2021.4 千葉県 旧・白浜町)

コウボウシバ-実3

果胞は6-8mm。
(2021.5 千葉県 旧・蓮沼村)

コウボウシバ-実

花期の様子。干潟近くの草地に群生していました。
(2021.3 千葉県木更津市)

コウボウシバ-共棲

A:シオクグ B:本種
(2021.5 千葉県 旧・蓮沼村)

コウボウシバ-比較

左:シオクグ 右:本種 本種は嘴が少し長く、全体にやや細長い。
(2021.5 千葉県 旧・蓮沼村)