- 全体
- 花
- 葉
- 想像
頭花のカットはこれ1枚しか撮影されておらず、頭花が密という以外は何も読み取れない。
日帰り登山だったので、帰りのバスの時間が気になった・・・?(2010.8 山梨県北岳)
不明種として掲載しているものは、原則として複数箇所である程度の数のまとまりのあるものを掲載しています。 あくまで勝手な(根拠のない)想像ですが・・・ 北岳大樺沢左股の標高2600m付近まで、ヤハズヒゴタイ(ミヤマヒゴタイの型=ヤハズヒゴタイの南ア型)があり、その花粉を付けた虫がその直上にあるバットレスを吹き上げる風に巻き上げられて3100m付近まで運ばれ、その付近に多数あるシラネヒゴタイに受粉した・・・というシナリオです。(母種シラネヒゴタイ、父種タカネヒゴタイ という仮説) 葉が羽状に激しく裂けていますが、シラネヒゴタイの葉も不規則に羽状に裂けており、葉が大きくなることで極端に現れたのではないかと思います。 写真の場所からバットレスの断崖まではさほど離れておらず、こんな想像をしましたが、アザミ属、トウヒレン属は虫媒ですので、交雑はこのようにある種の群落の中に突然異質なものが入って始まることが多い(交雑の経緯がわかりやすい)と認識しております。 |