(型) ハクサンシャジン -ツリガネニンジンの別形状-

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キキョウ科 Campanulaceae
ツリガネニンジンの高山型で、花序の輪生状に付く小枝が短くて密集した総状花序になるものです。
丈は30-50cm、葉は3-5個が輪生し、茎に中部の葉が最も大きく、3-7cmの卵状楕円形~長楕円形。
花冠は鐘形で1.2-1.7cm、萼は線形で歯牙がありますが、時に全縁。
最近はツリガネニンジンに含まれるとされています。
よくにたものにエゾタカネツリガネニンジ(ツリガネニンジンに含まれる)があり、北地の海岸で見られます。

 

2016.2.17 更新
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  • シロバナハクサンシャジン
  • 同・花

ハクサンシャジン-全体

(2009.8 秋田駒ヶ岳)


ハクサンシャジン-全体2

(2012.8 山形県鳥海山)


ハクサンシャジン-花

小枝が短く、花柄が直接茎から伸びて輪生しているように見えます。
花の輪生間もつまっています。(2009.8 秋田駒ヶ岳)

ハクサンシャジン-葉

(2009.8 秋田駒ヶ岳)


ハクサンシャジン-茎

(2015.8 北ア・八方)


シロバナツリガネニンジン-全体

(f. albiflora) 普通のハクサンシャジンの中で見つかりました。
(2009.8 鳥海山)

シロバナツリガネニンジン-花

白に近い淡い色のものは多いですが、完全な白は多くありません。花柱も白い。
(2009.8 鳥海山)