シライワシャジン

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キキョウ科 Campanulaceae
ヒメシャジンの変種で石灰岩変異種。
茎は長さ30-60cmほど、石灰岩の岩場から横に伸びるか垂れ下がるように伸びます。葉は細く、狭披針形~線形で、赤味を帯びるものもあります。
花は総状に付き、花冠は鐘形、花柱は花冠から著しく長く飛び出します。萼は披針形で全縁です。

 

2012.3.5 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4

シライワシャジン-全体

岩のリスなどから横に茎を伸ばす姿で見られました。
(2017.9 長野県)

シライワシャジン-全体

葉が赤みを帯びるものもあり、やや垂れ下がって花を付けていました。
花序の枝は直角に近い角度で伸びる。(2011.9 長野県)

シライワシャジン-花

花は先が広がった鐘型、花柱は著しく長く突き出ます。
(2017.9 長野県)

シライワシャジン-花2

萼片は披針形で全縁。
(2017.9 長野県)

シライワシャジン-葉

葉は互生で、幅は細く、狭披針形~線形。
(2011.9 長野県)

シライワシャジン-葉2

やや幅の広いもの。
(2017.9 長野県)

シライワシャジン-葉3

ミョウギシャジンのように鎌形にまがったもの。
(2017.9 長野県)

シライワシャジン-葉4

葉裏。縁毛が見られる程度でした。
(2017.9 長野県)

シライワシャジン-茎

茎も毛は見られませんでした。葉の基部にごく短い柄があるようにも見えました。
(2017.9 長野県)