ハイキンポウゲ Rununculus repens
(品種) ヤエキンポウゲ


ハイキンポウゲ

分類
キンポウゲ科 キンポウゲ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 湿った草地
地域
中部以北 帰化(欧州原産)を含む
特記
 -
特徴
茎が立ち上がらず、倒れて根を出したり、根本から匍枝を出して増えます。
丈は15-50cm、全体に粗い毛が多い。葉は3出複葉で葉身の幅5-15cm、葉は更に3出状に細裂します。
花は約2cmで強い光沢があります。集合果はほぼ球形。
欧州由来と言われるものが園芸用としても販売され、各地で逸出しており、人工交配によって作られた八重咲き種であるヤエキンポウゲも見られます。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
ウマノアシガタ : 匍枝は出さない。根生葉はロゼット状で掌状に3-5裂。
撮影
2017.7 栃木県日光市  他

ハイキンポウゲ

茎が地を匍って節から発根すること、葉が3出複葉になるのが特徴。本種は在来自生のほかに、帰化したと思われるものもあります。 (2017.7 栃木県日光市)


ハイキンポウゲ

葉は3出複葉で、小葉は更に1-2回3裂します。 (2017.7 栃木県日光市)


(園芸品種) ヤエキンポウゲ 'Gold Coin'

ヤエキンポウゲ

ハイキンポウゲの八重咲きのものはヤエキンポウゲと呼びます。欧州にもハイキンポウゲは自生し、彼の地で園芸改良して生まれた種ですが、日本でも栽培されたり逸失したりしています。 (2017.5 岩手県二戸市)