ミスミソウ (広義) Hepatica nobilis var. japonica
(品種) 狭義ミスミソウ / オオミスミソウ / スハマソウ / ケスハマソウ


オオミスミソウ

分類
キンポウゲ科 ミスミソウ属
植生環境
山地
開花時期
3-4月 落葉樹林内
地域
本州以南
特記
準絶滅危惧
特徴
この仲間を総称して、通称「雪割草」と呼ばれて親しまれている植物。
根生葉は長柄があり3浅裂、裂片は広卵形、茎葉は3個で0.5-1.2cmの楕円形。花は径1-2cmで変化に富み、花弁に見える萼片は6-10個。
変化が多く、葉がやや尖り長さ5-6cm、幅6-8cmのものはオオミスミソウ、葉の大きさがそれ以下であれば狭義ミスミソウ、裂片の先が鈍頭のものはスハマソウ、葉の上面に軟毛、下面に伏毛のあるものはケスハマソウと呼ぶ。
付記
環境省では「ミスミソウ s.l.」と表記されている。(「s.l.」は広義の意味) 
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
 
撮影地
2012.2 新潟県  他

オオミスミソウ

(共通) 花には花弁はなく、花弁に見えるのは萼。萼のすぐ下にある小さな緑色のものは茎葉で3つあり、長さ0.5-1.2cm。茎には白い伏毛が多く見られる。 (2012.2 新潟県)


(品種) オオミスミソウ f. magna

オオミスミソウ


(品種) ミスミソウ f. japonica

ミスミソウ


(品種) スハマソウ f. variegata

スハマソウ


(品種) ケスハマソウ f. pubescens

ケスハマソウ