センウズモドキ Aconitum jaluense subsp. iwatekense


センウズモドキ

分類
キンボウゲ科 トリカブト属
植生環境
山地
開花時期
8-10月 林縁
地域
東北の大平洋側 群馬 長野
特記
絶滅危惧2類
特徴
花柄の毛が開出毛のグループ。
中間部の葉は基部付近まで3深裂し側裂片は更に2深裂、下部は5全裂。葉裏脈上や柄には屈毛がある。
花はやや小ぶりで淡青紫色のものが多いですが、東北北部ではしばしば赤紫色になります。花糸に少量の毛が見られ、上萼片は三角状でやや小さい。花柄には開出毛に腺毛が混ざり、時に屈毛も見られます。萼の外側にも開出毛と腺毛があります。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
 
撮影地
2017.10 宮城県仙台市  他

センウズモドキ

上萼片はやや小型で僧帽状にはならない。 (2017.10 宮城県仙台市)

センウズモドキ

花糸に多少毛があるのですが・・・。 (2013.10 宮城県登米市)

センウズモドキ

花柄には開出毛に腺毛が混じる。萼片にも腺毛が見られた。 (2017.9 宮城県仙台市)


センウズモドキ

若い果実には開出毛が見られた。残存花柱付近に特に多かった。 (2013.10 岩手県花巻市)


センウズモドキ

中部の葉は全体として5角状、深く3深裂し、側裂片はさらに2深裂。 (2017.9 宮城県仙台市)