ヤマトリカブト Aconitum japonicum subsp. japonicum
(型) ハコネトリカブト


ヤマトリカブト

分類
キンボウゲ科 トリカブト属
植生環境
山地
開花時期
9-11月 草地 林内
地域
関東西部 長野 静岡 群馬
特記
 -
特徴
花柄の毛が屈毛のトリカブト。
丈は0.6-2m、多くは斜上し、草原では直立します。中部の葉は3-5中裂と切れ込みが浅く、葉脈や葉柄には屈毛が見られません。
花は散房状~総状に多数付き、長さ3-4cm、上萼片の嘴は水平に突き出すものが多く見られます。雄しべはふつう有毛、時に無毛、花柄には屈毛があり、柄の下部では開出する毛が混じることもあります。
風衝地にあって丈が低く直立するものはハコネトリカブトと呼びますが、分類上は同じもの。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
 
撮影地
2008.9 神奈川県松田町  他


花糸に毛があるものとないものがある。 (2013.9 群馬県藤岡市)

ヤマトリカブト

花柄の毛は屈毛。 (2013.9 群馬県藤岡市)

ヤマトリカブト

 (2016.9 群馬県藤岡市)


ヤマトリカブト

葉は変化が多く、深裂のものもあり、基部近くまでは裂けるものもあります。 (2016.9 群馬県藤岡市)


ヤマトリカブト


(型) ハコネトリカブト (var. hakonense = synonym)

ハコネトリカブト