イヌショウマ Cimicifuga biternata

2023.11.6 更新

イヌショウマ

分類
キンポウゲ科 サラシナショウマ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-9月 湿った林内
地域
関東~近畿
特記
 -
特徴
オオバショウマを一回り小さくしたような印象です。
丈は60-90cmほど、根生葉はふつう2回3出複葉で小葉は円心形で6-10cm、3-5中~浅裂し、不揃いな鋸歯があります。茎葉は退化して苞状。
花は基部で枝を分けてそれぞれ穂状に付きます。花は雄しべが多数でよく目立ち、花弁、萼は目立たない。雌しべは1。花序には短毛が密生します。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
オオバショウマ : 葉は1回3出複葉で小葉は7-20cmほどあり中浅裂。
撮影地
2016.10 千葉市

イヌショウマ

花序はしばしば下部で分枝し、それぞれ穂状に花を付けます。 (2016.10 千葉市)


イヌショウマ

赤味のある萼は早落、花弁は多くは3-4個、雌しべは1個、時に2個。 (2016.10 千葉市)


イヌショウマ

果実は長さ1cmほど。 (2017.10 千葉市 )


イヌショウマ

2回3出複葉。小葉は10cm以下でオオバショウマより小さく卵形、 3-5浅裂します。写真は春に撮影したもの。 (2015.4 千葉市)