ヒメミソハギ Ammannia multiflora


ヒメミソハギ

分類
ミソハギ科 ヒメミソハギ属
植生環境
開花時期
9-10月 田 湿地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は10-30cm程度。葉は十字対生し、下部では3-5cmの線状披針形、先は鋭頭、基部は少し耳状に張り出して少し茎を抱きます。最上部や側枝上部の葉は小さく、長楕円形でほとんど茎を抱かない。
葉腋から1mm程度のごく短い柄を出して1.5mm程度の花を複数付けます。花弁は4枚で、長さ0.5mmで幅の狭い倒卵形で目立たない。果実は2mmの球形。
備考
エングラー : ミソハギ科
類似種
ホソバヒメミソハギ : 葉は線形~線状披針形、花は径4-5mmと大きく、花弁はピンク色。
シマミソハギ : 全体小型で、葉の基部はくさび形で耳状にならない。花も小さく花弁はない。
撮影地
栃木県宇都宮市 千葉市

ヒメミソハギ

よく成長したものは、葉腋枚に分枝します。花は咲いているのですが、一見しただけでは全く判らない。


ヒメミソハギ

花は葉腋に多数付きます。


ヒメミソハギ

花はパラパラと咲くので、蕾、花、果実が混在しています。 花弁4はごく小さく0.5mmほど、狭倒卵形で淡ピンク色。写真では一部欠損している。果実は2mmの球形。


ヒメミソハギ

主茎に付く大きい葉は線状披針形で先は鋭頭、基部は少し耳状に張り出します。